威神の皆がサイン会のため、今月も1日だけバンコクに来たようで。冬の間はソウルとの寒暖の差がキツそう。夏の香港編に続き、せっかくなのでタイ生活編も少しばかり書き残してみます。
何でも屋、バンコクで働く
本業の方でしばらく日本で働き詰めた後、一度香港に戻り年明けからは手伝っている仕事のため数年ぶりのバンコクへ。20代のうちにやりたかったことの一つが海外事業。1ヶ月半ほど滞在予定です。
PM2.5が深刻化
以前は雨季に滞在していることが多かったため、気付かなかったけれど5月頃まで続く乾季の今は、空気が悪過ぎる。湿度が高くなく本来はベストシーズンなのに、雨が降らないことで大気汚染が酷い状況。特に新興都市のバンコクは交通量が多いことに加えて、高層ビルが立ち並んでいるため空気が滞留しているみたいですね。電車の窓が汚くて外が見えないよ。実際、街にいる7~8割の人はマスクをしています。自分は日中、外で歩きながら着用するのは暑すぎるので龍角散を溶かした紅茶を持ち歩き、スカーフを顔面に巻き付けて対策中。何もしないと咳が止まらなくなるので要注意です。バンコクにも立派なドン・キホーテがあり、日本でメーカー欠品している商品まで揃っているので暑さ対策は現地調達で問題なし。
タイの宝ベンベンとリサ以外にもKpopアーティストの広告は時折街中で見かけます。今や新大久保にありそうなKpopグッズショップもあります。中心地にある商業施設「サイアムパラゴン」にはドルガバの広告塔のドヨンさんがいた。以前は考えられなかった光景が広がっていました。
聖地巡礼記
WayV
1. ヤワラート/益生甫記 เอ็กเต็งผู่กี่
NCT2023 Golden Ageでの個人ティーザーで、ウィンウィン・テン・ヘンドリーが撮影した場所がバンコクでした。現時点でウィンウィンとヘンドリーの撮影地近くで用事があったため、立ち寄ってみることに。
中国からの移住者によってバンコクの地に根付いたチャイナタウン。そのメインストリートの名称がヤワラート通り。
バンコク随一の繫華街。渋滞が酷いエリアなので車やトゥクトゥクで行くなら手前で降りた方がいいです。ここは、中国語とタイ語が飛び交う活気のある街。華僑の胆力、見習いたいよね。
活気のあるヤワラート通りから奥に入ったところに撮影地のお店はあります。100年以上の歴史があるそうです。ウィンウィンが着席していた2階の席へ。内装はリノベーションされていて綺麗でした。平日というのもあり、店内は空いていた。夜の方が雰囲気が出るね。
バンコクでは1月でもまだクリスマスのイルミネーションがされています。タイの旧正月は4月でありそれまで特に飾りつけが無いため、まだ商戦を繰り広げているのだとか。暑いので何だか南半球のクリスマスを体験しているみたいな感じです。
2. シラパコーン大学 มหาวิทยาลัยศิลปากร
特定が難しくタイ語で検索して探ったところ、場所が判明しました。最初香港かマカオかなと思った。撮影地の選定が面白いですよね。現地のコーディネーターを雇って決めていそうな気がします。
こちらは、寺院や王宮があるエリアにある国立大学で、美術芸術系では国内最高峰の大学。キャンパスも建築デザインがとても素敵でした。タイでは大学生も制服を着ていることが多いですが、こちらの大学では一部の方だけ制服を着用していました。制服事情が気になったので写真を撮っているときに近くにいた学生さんに話を聞いてみたところ、試験期間やイベント時には制服を着るとのことでした。
白を基調としたシンプルな建物に緑、差し色のような黄色の建物にタイ語の看板。東南アジア特有の色使いが好きですね。今、タイの中でもバンコクはアートシーンが熱気を帯びてきているので街歩きが楽しいです。ここの大学出身の方で活躍している方いるのかな。
3. Apgujeong Grill
テンちゃんのご家族が経営。メンバーが訪泰したときに6人で立ち寄っていたお店です。ちなみに後日ロンジュンも来ていたようでサインが飾ってありました。
アクセス:BTS Ari駅より徒歩10分ほど。La Villaという商業施設が左手にありそのまま道なりに歩くと見えてくるオフィスビルVanit Place Areeの中のフードエリア地下一階にある。
小食でサムギョプサルは苦手なことを伝えてお任せしたらneckの部位を持ってきてくれました。2人ならオーダーは肉2人前から。焼き加減が絶妙で非常に美味しかったです。日頃、韓国料理店に行くことが無いですが、店構えからしてこのお店は韓国でもハイクラスに該当しそうだなと思った。薬味が多く、タイテイストの複雑な味を楽しめるタレまで用意されていました。
店員さんはタイ人が多かったですが、韓国人のスタッフさんが席についてくれました。長い間海外にいて"タイに来てから3年だけど甘いドリンクには未だに慣れない"という謎情報を得ました。サインの写真を撮っていた際や肉を焼いていただいている間、ずっと話をしていて海外生活の情報交換が出来て有益だった。来店するよりも前に威神の皆には会ったことがあるようで、彼らがお店に来た際に久しぶりの再会を果たしたようでした。ヤンヤンの身長が自分を超していてこの数年で背が伸びていたことが驚きだったと。また「来店するウェイゼンニたちが壁面のサインの前で立って写真を撮るから消えてきたw」「来年には消えてるかも。」というのが店内中央にある巨大壁画のようなサイン。
店内は広々としていてとても綺麗だった。バンコクでの外食一回あたりの平均価格 6倍くらいの代金になりましたね。日本でいったら夜に焼き肉屋で食べるくらいかかります。他のお客さんは現地人で恰幅の良い方が多かったですね。明らか富裕層向けのお店でした。Vanit Place Areeにあるご飯屋さんは、全体的に高めです。ここだけ雰囲気は東京丸の内でした。
RIIZE
2018年11月チャオプラヤー川沿いのクローンサーン地区に開業したタイ最大級となる複合施設「アイコンサイアム」ここのSuralai Hallというオープンな会場で9月にRIIZEがサイン会をやっていました。バンコクの商業施設は吹き抜けで大きな建物が多いため、イベントで使い勝手が良さそうです。この建物にパッタイ ティップ サマイというお店があり、こちらのオレンジジュースが美味しくて有名。元々、シラパコーン大学のあるプラナコーン地区のサムラーンラートエリアに本店があります。便利な所に支店が出来ましたね。
タイでは果肉たっぷりのオレンジジュースはどこでも飲めるけれど、この店のオレンジジュースは固形の氷が入っておらず、スタバのフラペチーノみたいに砕けているため濃厚。オレンジ丸ごとかじっているみたいな感覚です。ジュースだけ持ち帰りでも買えます。日本円で800円ほど。高級ドリンクですね。
日常こそがユートピア
その場所で庶民が日常的に食べている物に興味があります。地元民が行くスーパーやB級グルメを探求する。色んな考えや理由があってそのご飯が選ばれているのだろうと推測するからこそ、自分とは違った味覚との出会いが面白いですね。
日々、通りを歩いていると出店やパフォーマーがいつも同じ場所で頑張っている姿を目にする。暑い中外で自分の持ち場を守り、最善を尽くす姿からは元気をもらいます。
また、タイ人の気質は、沖縄人に近いものがあって適当さが心地良く感じます。「マイペンライ」と「なんくるないさー」だね。ありがたいよ。また、お店に入る時に軽く手を合わせて入ると微笑みながら手を合わし返してくれます。東南アジアは全般的にお世話好きな人が多い気がする。南国特有の温かさ、何だか落ち着きます。
月単位で生活するときは、Airbnbで部屋を借りる。ただ、1-2ヶ月ならホテルで生活する方が色々と楽なので一部屋を貸してもらいます。自分の場合は新設を狙い取材も兼ねて交渉をするので、格安。香港の家賃と比べると破格的な安さ。1/7価格です。総合的に見て住みやすさは、クアラルンプールの次にいいなと思っています。バンコクはここ数年で道が舗装されており野良犬も減っている感じがします。更に綺麗になっていました。
これまで28の都道府県、ヨーロッパ圏、東南アジアで数週間〜年単位と滞在してきましたが、特に良かったのは地元と香港、そして東南アジアの国々でした。中東や中央アジアの国などは異文化で面白さを感じつつも住むとなれば厳しい。当然、旅だからこそ楽しめる国や地域もありますね。
子供の頃の自分が叶えられなかったこと、大人になってから出来るようになるのが一番嬉しいなというのが最近の気付きです。無駄と思われがちな事に時間や熱量を使えるのが幸せ。
タイの風景から着想したネイル。ライブ時に帰国したら、また作品をイメージしてネイルする予定です。